本を売ると税金(所得税)は発生するの?

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本を売ることで得た利益。これらは所得税として課税対象になるのでしょうか?申告漏れで脱税・・・?なんか怖くて売るの辞めようかななんて思ってしまう人もいそうなので、先に結論をいうと本を個人として事業目的で売っているとかでなければ所得税はかからないと考えてよいでしょう。

国税庁のHPを見ると、所得税の対象となる資産と対象とならない資産がかかれています。いまいち難しくてピンとこないですが、本等は生活用動産という資産の扱いです。

生活用動産とは、衣類等の日常生活に関するものなので自動車なども生活用動産に入るようです。自動車に関しては、業務用、通勤用、レジャー用によって所得税がかかるかからないなどがあります。

じゃあ、生活動産であれば、絶対に譲渡による税がかからないのかというと実はそうでもなくて、1個、または1組の価値が30万円を超えるものは課税されると考えておけばよいかもしれません。通常の本買取でそこまでの利益が出ることは無いと思いますので、基本的には所得税はかからないと考えておいてよいかなと。

参考:https://www.nta.go.jp/taxanswer/joto/3105.htm

但し、「せどり」という利益を出すことを目的として例えばブックオフ等で安い本を仕入れ、高値がつく時期などを狙い売るといった行為は完全に事業ですので所得税はかかります。こういった場合、仕入れの明細、領収書等が無いと税金がっぽり持っていかれてしまいますので事業でやる方は、税金がかかるというのを理解してきちんと納税しましょ。

断続的に事業でもなくオークションなどで本等のモノを売るのは税務署次第らしい

本を売る頻度、本以外に何かモノをオークション等で売る行為すべてですが、どこからが事業で事業じゃないかは判断が難しいですよね。基本としては断続的でも譲渡益が年間50万円を超えるかどうかというはっきりとしたラインはありますが、それ以外は判断が難しいところです。車の場合も譲渡益が50万円を超えることは人気車種や高級車くらいでないとなかなかあることではありません。

一度、意外と高く売れてしまったと言う事で味をしめてしまう人もいるでしょう。昔、限定ものの靴を買って売ってお小遣いにしていた友達がいましたが、あれも良く考えたら事業みたいなもんだなと今書いていて思いました。

プレミアがほぼ付くであろうと言う靴や服などの場合は調査などが入ったら所得扱いになるのかもしれませんね。断続的、継続的に何かを売り利益が出ている場合に限るでしょうが、これを決めるのは税務署の判断次第にはなるでしょう。

ただ一つ言えることは、利益を出すために仕入れをして売るという行為はもうすでに事業みたいなものですので、税を支払う義務は発生しているといえます。オークションや本の売却を利益目的でやっている方は悪いことはいいませんので、仕入れなどの帳簿をつけておくことをお薦めします。クラウドのマネーフォワードなど今は無料で帳簿を簡単につけられるシステムが揃っていますし、やっておいて損は無いはずです。

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